活動報告③
12月18日に、第3回サークル活動を行いました。今回は11名の参加でした。
いつも、公民館の一室を借りています。最近は、希望者も多くなってきたので、広い視聴覚室で行っていることが多くなりました。こんな場所です。
本当は勉強している様子を、とも思うのですが、お子さん達の個人情報が満載なので、すみません。
この日も受験生ばかりで、過去問を解く子、解きながらスタッフに質問をする子、一つのタブレットでeboardの問題を一緒に解いていく子達など、2時間近く、一生懸命に取り組んでいました。
いつも、活動は夜に行っています。約束として、「保護者の送迎(送り届け、引き渡し)」をお願いしているからです。「みちしるべ」が「保護者の送迎」にこだわっている理由は、保護者にも学習の様子を見てもらいたいというのもありますし、今の子ども達が受験やテストに向けてどんな苦労をしているか、知ってほしいからです。
今の保護者世代・・・40代ぐらいでしょうか、が子どもだった頃は、「丸暗記」でもある程度はテストの点数が取れた時代だったように思います。しかし今は、思考を要する問題が圧倒的に多く、知識はあくまでも問題を解くための道具に過ぎません。その道具をどの場面でどのように使うかは自分で考えていかなければいけないわけです。道具を手に入れるだけでもなかなか難しいのに加えて、どう使うかまで考えなければならない。子ども達はそれに慣れていないというか、思考することには時間がかかりますので、面倒がる傾向にあるように見えます。そして諦めてしまう。
思考するチャンスを失い、それが結果的に、テストや受験で苦労するだけでなく、これからの人生を歩んでいくための基礎的な思考力、言いかえれば「生き抜く力」を育めなくて、将来的にも苦労してしまうことになるような気がしています。
「みちしるべ」で子ども達にそんな難しい話をしているわけではありませんが(笑)、迎えに来た保護者の皆さんとはそんな話をすることもあります。「じっくり考える時間を確保する」というのも、学習では大切なのかな、と思っています。
「家で勉強している様子を見ていると、じっくり考えて解いているというより、ただ計算している、ただ漢字を書いている。勉強しているというより、ただ机に向かっているだけで・・・」とおっしゃっていた保護者もいましたが、「考える」という経験が必要なのだと思います。「みちしるべ」では、子ども達に、お子さんの力に合わせて、考え抜くためのアドバイスもするようにしています。
今回も、フレンドファンディングpolcaで活動資金を集めていました。12月のpolcaでご支援いただいた、サポーターの皆様をご紹介します。
kokomo1429さん
_Taro さん
sekai_yさん
おはい さん
バブリスマン さん
まだたまご さん
Tak_kamiyaさん
kosaji2 さん
ayumu_giveさん
まきんちゃん さん
hirochin115さん
よったん さん
yuri_3さん
菱井亮 さん
hiroA12さん
ひこーき古道具商會 さん
りえにゃん さん
Minori Tada NPO法人代表 さん
けんとさん
BIGPAPA8648 さん
草香 さん
オガケン さん
あっきー@リモート患者会 さん
皆様どうもありがとうございました!
会計報告の通り、12月の残金で、1月の活動に必要なルーターが1回分は借りられそうですので、1月のpolcaは少額を募るだけで済みそうです。寄付はなくても、活動を見守っていただけたら嬉しいです。
最近は「みちしるべ」もスタッフが増えて、広報活動をしてくれたり、ルーターを借りてくれたり、と、みんなで仕事を分担しています。働いている人が多く、仕事を持ちながら、自分の時間を使ってのボランティア活動です。
なぜそんなに頑張るのか? それは「社会課題に立ち向かいたい」という願いをもった同志で集まっているからです。自分達の力でできることで、社会を変えていきたい、役に立ちたい、そんな思いで活動しています。
「みちしるべ」が、社会を照らす道標になれたらいいな、と思います。
次回は1月に活動します。楽しみながら、頑張ります!
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