第10回サークル活動(オンラインver.)
記念すべき10回目の活動日でした。ここまで全ての会に参加者がいて、スタッフが複数いて、活動できていることに感謝です。
今回の参加者は1名、途中から見学者も加わり、スタッフ3名の5名でなかなか賑やかな会になりました。参加者は高校生。なんと、SNSでこの活動を知ってくださったお姉さんが、紹介してくださったそうです。こんなふうに広がっていくんだ・・・と感動しました。
そして、今回はちょっと進め方を変えてみました。
明日、4月22日(水)18時30分から20時20分まで、オンライン学習会を行います。今回は中1の英語でつまずきやすいところを解説します!eboardで勉強した後、こちらから配信する問題に答えてもらい、その解答解説をスタッフが音声配信します。新しい試みにチャレンジします。
— 学び直しサークル「みちしるべ」 (@michishirube10) April 21, 2020
ご参加お待ちしています!
これを思いついたのは、休校が続く現在、各学校から課題が出されたり、「オンラインで勉強してね」と情報が送られてきたりする中で、本当に意味のある勉強時間を、子ども達が送っているのだろうか、と感じたからです。せっかく勉強するのだから、きちんと理解をしてほしい。オンラインで勉強したら、本当に覚えたのか確かめてほしい。学校としても、課題を出して、答えも渡して、「自分で○つけ、直しをしてね」では、もしかしたら答えを写してしまって、ただの「手の運動」になってしまう子もいるのではないか・・・と感じたのです。
そこで、いつもお世話になっているeboardの方に相談。「eboardで勉強した後に、eboardさんが出しているテキストデータに関して、①テキストデータを切って部分的に使用してよいか②その解説をこちらがやらせてもらってよいか(その時は解説を文字にしてオープンチャットに配信するつもりでした)」を確認し、了承いただきました。
次に、スタッフに相談。いろいろ話しているうちに、ふと「解説動画を撮っちゃえばいいんじゃない?」と思いつき、とっさに少しだけ撮影。スタッフからいろいろなアドバイスをもらい、「問題を配信→解いてもらい、終わったら解説動画を配信」の流れにすることにしました。内容は、中1の英語、最初のつまずきやすいポイントの「三人称単数現在形」にすることに。スタッフ側の準備として、当日までに問題をスクリーンショットに撮り、内容ごとに区切って配信できるようにし、同時に解説の動画を撮影しました(スマホで撮ったから手ぶれがひどい・・・見ている人が酔わなければいいな、と思いながら)。
さて、当日。
18時30分、参加者とスタッフが集まってきました。自己紹介を済ませ、eboardのユーザーIDとパスワードを知らせ(団体で登録してあるので、スムーズに使えるのです)、「19時20分までeboardで学習しましょう、20分になったら休憩です」とお知らせ。1時間近く、勉強を頑張っていました。実は、スタッフの中には管理画面から勉強の進み具合を見ることができる人がいます。順調に、粘り強く何度も問題を解いているのがわかります。高校生、頑張ってる!
19時20分。休憩時間。勉強の進み具合をご本人に確認したり、eboardの関西弁について印象を話したり、和気藹藹としている間に、問題を出題・解説配信のスタッフはオープンチャットのノートに準備を始めていました。
19時30分。問題配信開始。参加者に解いてもらい、「終わりました」の報告と共に、解説配信。
その時です。LINE公式アカウントに、1通の通知がきました。「学習相談に乗ってください!」はじめまして、の方です。聞けば、中学3年生。「オンライン学習会はもう終わってしまいましたか?」とのことなので、「まだやっていますから、見学してください!」とお誘いしました。
にぎやかになってきたオープンチャット。問題の配信は続きます。eboardのテキストデータの問題が解き終わった後、突然スタッフから「では、最後の問題です!」実は、スタッフオリジナルの問題を準備してありました。まさかのキャラクターの登場に、スタッフからも笑いが。ひっかけ問題も用意し、見事にひっかかってくれて「こういう問題には気をつけましょうね!」で問題タイムは終了。
最後に、皆さんで振り返りをして、終わりました。見学に来てくれた中3の子も、感想を言ってくれました。
オンライン学習会を始めて3回目、今回初めて、オフラインでやっていた頃に来ていた子が誰も来ない会になりましたが、「オンラインだからこそできた、遠隔地にお住まいの方への学習支援」をやれたことは、「みちしるべ」にとって、新たな道を拓くきっかけになったと感じています。これからも、ニーズのある人にきちんと届く活動にしたいですし、そのためには活動を広めていかなければ、と思っています。
スタッフは、現役の学校の先生や会社員がボランティアで務めています。スタッフには、勉強を教えることが好きだからこそできる、「プロボノ」としての活動に誇りをもってほしいです。普段の仕事とはちょっと違った「やりがい」を感じていただいて、それぞれの人生に深みが出れば、それもまた嬉しいなぁ、と思っています。
参加者、ボランティアスタッフ、ともに募集しております。
次回の活動は2週間後を予定しています。次回は・・・英語以外にしてみようと思います。
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